【開催報告】#27 製薬ビジネス研究会

『なぜあの人は行動しない?~ナッジで受診へと促す~』

製薬ビジネス研究会では、2025年4月15日(火)に第27回勉強会を開催しました。

今回は、青森大学 客員教授、青森県立保健大学 非常勤講師・客員研究員、株式会社キャンサースキャン 顧問の竹林正樹氏をお招きし、「なぜあの人は行動しない?~ナッジで受診へと促す~」をテーマにご講演いただきました。

本勉強会では、健康行動を促すためのアプローチとして、インセンティブ、情報提供、ナッジの違いを整理しながら、行動経済学に基づく健康行動促進の考え方について学びました。

多くの人は、頭では治療や検診の重要性を理解していても、現在バイアスやリスク回避性バイアスなどの認知バイアスの影響を受け、行動を後回しにしてしまうことがあります。こうした人々の行動をどのようにそっと後押しするのか、ナッジ理論の基本から医療現場への応用まで、具体的な事例を交えて解説いただきました。

また、検診受診率の向上、当日キャンセルの抑制、ハラスメントにならない指導など、医療・ヘルスケア領域に応用できる行動経済学の知見についてもご紹介いただきました。

今回の勉強会は、健康行動を促すための介入方法、認知バイアスが意思決定に与える影響、そしてナッジ理論を医療・ヘルスケア領域でどのように活用できるのかについて、参加者の皆さまとともに理解を深める機会となりました。

■ 開催概要

日時:2025年4月15日(火)19:00〜20:30
形式:オンライン開催(Zoom)
テーマ:なぜあの人は行動しない?~ナッジで受診へと促す~

■ 演者

竹林 正樹 氏

青森大学 客員教授
青森県立保健大学 非常勤講師・客員研究員
株式会社キャンサースキャン 顧問
横浜市行動デザインチーム(YBiT)アドバイザー
OZMA Nudge Social Design Unit アドバイザー

■ 主な内容

・健康行動を促すための介入方法
・インセンティブ、情報提供、ナッジの違い
・認知バイアスが健康行動に与える影響
・ナッジ理論の基本的な考え方
・検診受診率向上やキャンセル抑制への応用
・医療・ヘルスケア領域における行動経済学の活用